俺様男と恋に落ちて
「自己紹介しろ!」

「暁瞬也。・・・よろしく。」

暁瞬也・・・??

「・・・あー!!!」

「なんだ杉谷美優。知り合いか?」

「いいえ、まったく。」

なんで?なんでいるのー??

「そうか。席どーするかな・・・。」

「先生、今日席替えだよ!!」

亜美がうきうきした声で言った。

マジかー。美優一番窓側で一番後ろだったから席替えやだなー。

「じゃーちょうどいいな。委員長よろしく!」

ー数分後ー

「じゃあこの席で2ヶ月よろしく、てことでHR終わり~。」

な・・・なにこの席・・・。

隣蓮也、前亜美だからいいんだけど、なんでもう片方の隣瞬也でその隣美羽なの。

くそ・・・。オーラがまぶしいぜ。

「よろしくな、美優。」

・・・。

かかわると後がめんどうだからシカトしとこう。

「てめーシカトとはいい度胸だな。」

聞こえないふり~。

「美優!移動教室早く行こう♪」

そうだった!助かった~・・・。

「健、蓮也早くいこ?」

早く逃げないと!!!

「俺も一緒に行く。」

瞬也は美羽と行けばいいじゃん。

絶対一緒になんて行かないし。

「いいよ~♪」

亜美~・・・。

なんてことを言うんだ。

「しゅーんや君!美羽と一緒に行こ??」

そーそー。美羽と二人で行けばいいじゃん。

もう美優にかまわないでほしいよ。
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