Keiの作品紹介
1.雨音色【完結】
雨音色
※※※あらすじ※※※
時は大正時代。
貧乏な大学助教授が、ひょんなことから見合いをすることに。
しかも、相手は財閥の令嬢。
互いに乗り気でなかった見合いだったが、いつの間にか意気投合してしまい―――。
※※※コメント※※※
『雨音色』は、私の作品の中で最も多くの方に読んでいただいています。
大正時代という、従来の古い時代を受け継ぎつつも、
新しく生まれ変わろうとしていた時代に生まれた『恋愛』を描いてみました。
※※※登場人物紹介※※※
主人公の藤木壮介助教授は、非常に優しく、だけど少し気弱で、
今でいう、いわゆる草食系男子かもしれません。
しかし、秘めた情熱といいますか、
誰よりも熱い心を持っていて、
時々それを色々な形で発揮してくれる人です。
ヒロインの山内幸花は、財閥令嬢且つ末娘ということで、
簡単に言えば我が儘な性格です。
ただ、イメージとしては「モガ」=モダンガールでして、
新しい感覚や新しい考え方にかなり順応できる人でもあります。
結婚なんかしたくない!と言いきってしまう彼女の性格、
私はかなりお気に入りです。