隣の幼なじみ



「まぁ俺もちょっと疲れたけど。」


「一緒だっ。」


私がそう言うと


「だな。」


笑いながら


そう返してくれた。


それから


私たちは


何も話さず


ただ、綺麗な青空を


眺めていた。


爽やかな夏の風が


私の髪をなびかせた。



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