隣の幼なじみ



……あれから何分


待ってるんだろう。


私は誰もいなくなった


教室の自分の机に


もたれかかり、


ただただ、


ぼーっとしていた。




ガラッ


「菜央、お待たせ。帰ろっか?」


息を切らしながら


李音が言う。


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