にゃんころ話

誓い

俺は



梅の木から
絶対に
離れない。


あの日
のように、


じいちゃんから
離れて
後悔
したくない。


雨は
降り続ける。




自分の
体をなめて、
水分補給する。



食事も
一切
とらなかった。





一歩も動かず、


3日がたった。


かなり痩せて
きていた事に
気づかなかった。











3日とも、
雨が
降り続いている。



3日たった日の
夕方。





それは

起こった。
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