にゃんころ話
右を見ても
左を見ても
新しい光景。
初めての
世界。
俺は
あまり
自分の
テリトリーを
抜け出した事
がない。
興奮した。
俺には
まだ知らない
何かが
たくさん
あるんだ。
…
あ。
ここの家、
またクッキーの
焼く匂いを
漂わせてる。
…
また…?
ふと心に
違和感を
覚える。
しばらくすると、
空き地に
突き当たった。
どくん。
心臓がひとつ
音を
立てた。
「…にゃ…。」
左を見ても
新しい光景。
初めての
世界。
俺は
あまり
自分の
テリトリーを
抜け出した事
がない。
興奮した。
俺には
まだ知らない
何かが
たくさん
あるんだ。
…
あ。
ここの家、
またクッキーの
焼く匂いを
漂わせてる。
…
また…?
ふと心に
違和感を
覚える。
しばらくすると、
空き地に
突き当たった。
どくん。
心臓がひとつ
音を
立てた。
「…にゃ…。」