涙空


何度も引っ越しを繰り返して居た俺には、友達なんて
あまり居なかった。


だけど、愛実だけは違った。


「きみ…だぁれ?」


小さい愛実は、僕に話しかけてきた。


『優真って言う。よろしくね。』


そして、1日だけ遊んだことがあった。



俺はその時から、君に恋をしていたんだ。
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