私のたった1人の親友へ
小学校の時も、毎日一緒に通ってた。
小学校6年間の中で1番思い出に残っているのは、6年生の時です。
あなたは、中学受験することを決めた時だね。
正直、寂しかった・・・
けど、あなたが決める事だからと思って言わなかったんだ。
時間が止まってくれればいいのにとか思ってたんだ。
あなたと同じクラスになるのは、これで最後だと思ったから。
負けず嫌いなあなたは、毎日頑張って勉強してた。
遊ぶ暇もないくらいに。
私は、あなたの事が心配だった。
体をこわさないかなとか、風邪引かないかなとか、そんなことばかり心配していた。
けど、あなたは風邪をひいたって勉強をやめなかった。
そのおかげであなたは、私立中学に受かったね。
私は、うれしかった。
だけど、寂しかった。
これで、あなたと同じクラスになる事はなくなるんだと思ったから。