意地っ張り

「ご、ゴメンね!
大丈夫?」


「…ふぇ」

花音は今にも泣きそうだった



そして……

「だいちくんなんて大っきらい!!」



嫌われた


そん時は結構落ち込んだ

そしてしょうがなく一人で遊んでいると……




「……あの…だいちくん……」

花音から話しかけてきた


「何?」

「さっき大きらいなんて言ってごめんなさい


一緒に遊んでもいい?」



花音は相当勇気を出して謝ってきたことが子どもながらにわかった


何より話しかけてきてくれたことが嬉しかった



「うん!遊ぼう!」

「ホント!?
ありがとう!!!!」


花音は笑顔を見せた


ドキッ……



オレはこの笑顔にやられたんだと思う


この時は恋なんて知らなかったけど、きっとこの笑顔が好きになったきっかけ





なぁ花音

その笑顔、オレ以外の男に見せんじゃねぇよ?



fin
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