笑顔とミルクティー
「うぇー」
「うるせー。お前、あっちの方してろ!全く…」
淳ちゃんが指を差した方は、あたしが今片付けてたところよりも少し綺麗だった
綺麗って言うほどでもないか…
その後、黙々と片付けをして、やっと片付いた時には、外が真っ暗になっていた
「窓があったんだ…この部屋」
「みたいだな」
淳ちゃんが言ってた通り、物があったのは半分くらいだったので、そんなに時間はかからなかったと思う
「お疲れ」
あたしが片付いた部屋を眺めている間に、準備室に戻ってたのか、手には何かをもっていた
「ミルクティー飲めるか?」
「あ、はい」
なんで、ミルクティー?
あたしの横で、同じミルクティーを飲んでる淳ちゃん