笑顔とミルクティー



「うぇー」


「うるせー。お前、あっちの方してろ!全く…」



淳ちゃんが指を差した方は、あたしが今片付けてたところよりも少し綺麗だった


綺麗って言うほどでもないか…



その後、黙々と片付けをして、やっと片付いた時には、外が真っ暗になっていた



「窓があったんだ…この部屋」


「みたいだな」



淳ちゃんが言ってた通り、物があったのは半分くらいだったので、そんなに時間はかからなかったと思う



「お疲れ」



あたしが片付いた部屋を眺めている間に、準備室に戻ってたのか、手には何かをもっていた



「ミルクティー飲めるか?」


「あ、はい」



なんで、ミルクティー?


あたしの横で、同じミルクティーを飲んでる淳ちゃん



< 13 / 62 >

この作品をシェア

pagetop