笑顔とミルクティー
あたしも分からないよ
「そうだよね…でも、そんな女子と仲良くしちゃってる水っちも何だろうね」
「…生徒思いのいい先生なんじゃない?」
あたしはそう思いたい。
「まぁ…そうかもね」
「かもねって何?」
「だって、あんな笑顔してても何考えているのか分からないでしょ?」
「うん。まぁ」
そうだけど…
「でも、そう考えだしたら、きりがないでしょ?」
「そうだけどさぁ…」
星那って、腹黒だったんだね…
「あ!そういえば、昨日はどうだったの?」
「え?」
「だーかーら!昨日!淳ちゃんと何かあったんでしょ?」
いきなり、話が変わりすぎだよ…星那
「どうだったの?何も無かったなんて、言わせないからね!」
星那には、やっぱり隠せないか…