笑顔とミルクティー
あたしは、昨日あったことを星那に話した
「はぁ!?何その展開!」
「ちょっ!声が大きいって!」
体育館だからいつもより声が響くんだから!
応援してる声が大きかったから良かったものの、その声が無かったら、あたしたち注目の的だったよ…
「でも、それって絶対淳ちゃん、結凪子に気があるよ」
「ないない。あるわけないよ」
「いや、あるね。だって、無かったら家まで送ったり、番号を教えたりしないよね?」
「まぁ、そうだけど…それは先生としての義務感でしょ?」
あたしがそう言うと、星那はふふっ!と意地悪そうに笑った
「それじゃあ、淳ちゃんに確かめてみる?」
「や、止めてよ!」
そんなことしたら、あたしが気まずくなっちゃうじゃん!