笑顔とミルクティー



やっぱり先生なんて好きになるんじゃなかったって後悔して、先生を好きになった自分を責めた



でも、諦められなかった



「なんで先生なんかを好きになったの?」


「そんなの星那なら言わなくても分かるでしょ?」


「さぁ?分からないなぁー」



2人で笑って空を見上げた



昔、中学2年の頃星那は先生を好きだった


でも、その先生は皮肉なことに、その年に結婚したんだ



凄く落ちてた星那


あたしも慰めようとしたんだけど、なんて声をかければいいのか分からなかったんだ



失恋した相手が先生だから

その時のあたしは経験したことがなかったから…


でも、そんな星那を支えたのが、星那の今の彼氏


その時から続いてる2人が、あたしにとって憧れの存在なんだ



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