笑顔とミルクティー



―――――――――………



「んー…」



あたしが目を開けると、白い天井が見えた


ここ…どこ?



あたしは、あたりを見回した


見える限りでここが保健室だと分かった


あたしは起き上がろうと、手を動かそうとしたら、右手が何かを掴んでるのに気が付いた



ん?何?



右手を見ると、そこには、あたしの手を握り眠ってる人がいた


誰…って!淳ちゃん!?


あたしは慌てて、淳ちゃんの手から、右手を抜こうとした


けれど、思ってたよりも力強く淳ちゃんがあたしの手を握っていて、抜けなかった


ど、とうしよう…


星那から、あんなこと言われたばかりだし、凄く恥ずかしいんだけど…



あたしは、淳ちゃんの手から手を抜こうと動かしていると、淳ちゃんが動いた


今だ!


そう思い、おもいっきり手を引いた



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