笑顔とミルクティー
「何しに来たの?」
まだ、昼休みなのになんでここに来たのだろう
「別に用はねぇよ。俺も黄昏てたいんだよ」
淳ちゃんは手すりにもたれかかりながら、言った
「え?何か悩みあるの?」
「俺も人間だ。悩みの1つや2つはある。」
「例えば?」
そう聞くと、淳ちゃんはにやっと笑ってあたしを見た
え?何?
「例えば、俺の授業で寝るやつのこととか?」
「あー…なるほど」
なんか、それって…
「いるね。寝てる人」
あたしのこと?
「すみません…」
「まぁ、反省してるんだったら、いいけどな」
笑いながら言った淳ちゃん
「もう!からかわないでください!」
「すまん。すまん。」
絶対、謝る気ないよ。
この人…
あたしは、淳ちゃんを睨んで、空を見上げた