笑顔とミルクティー



「あれは、確実だねー」


「何が確実なの?」


「淳ちゃんが結凪子を好きってこと」


「は?」



思わず聞き返してしまったあたしを星那はニヤニヤしながら見てる


その顔気持ちを悪いよ?



「さっきも言ったけど、それはないから」


「はいはい」



絶対、あるって思ってるよ。この人… 



淳ちゃんがあたしを好きだなんて、そんなことなんで分かるんだろう…


あたしは全く分からないや



放課後…


淳ちゃんに言われた通り国語準備室の隣の教室…何故か片付けたあとからいろいろな人が使うようになって、補習室って言われるようになった教室に向かっていた



すると、国語準備室から聞こえてきた声…



「先生、好きです!」



え?告白?


あたしは動くことが出来ずその場に固まってしまった


そのまま、話を盗み聞きしてるようになってしまった



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