笑顔とミルクティー
なんだろう…
こう、3人で空を見上げてると、落ち着く
『キーンコーンカーンコーン…』
「ほら、予鈴もなったし、教室に戻らないと遅れるよ?」
「えー?やだ。まだ、先生と話したい!」
中庭から、水成先生たちの声が聞こえた
もう、昼休み終わるんだ…
「ほら、授業始めるぞ?席着け」
「え?次、淳ちゃんの授業だっけ?」
「そうだ、バカ。さっさと教室入れ」
「「はーい」」
淳ちゃんは、見た目は体育会系ぽいけど、担当は国語
なんで、国語の先生になろうと思ったんだろう
あたしは、席に着きながら、ふと考えた
「じゃあ、授業始めます」
「きりーつ」
――――――――――――……
「…ま!…芦山!」
「は、はい!」
名前を呼ばれ、勢いよく立ち上がったあたしの目に映ったのは…