笑顔とミルクティー
そんなこと思っても涙は止まってくれない
なんで…?
もう嫌っ…!!
そう思いうつむいた時、後ろの教室から音が聞こえた
「…何してんだよ…今日は来てないかと思ったらこんなところにいた」
この声は淳ちゃんだっ!振り向く前に気付き、慌てて涙を拭った
それでもすぐには振り向けないあたしは、うつむき黙った…
「おい、無視すんなっ…て、泣いてんのか?」
さっきより近くで声が聞こえて、びくっと肩が震えた
このままじゃ泣いてるのバレる!
「だ、大丈夫!泣いてなんかっ」
なるべく元気に笑顔で振り向くと、そこには
何故かつらそうに眉間にしわをよせてあたしを見る淳ちゃんがいた
どうして…
どうして、そんな顔してるの?