めりーごーらんど

そして、今に至る。

俺はため息をついた。


「ほんとにこれで良かったのか・・・??」

後になって後悔をしても、もう遅い。


宮野は泣いていた。
拓人と同じように泣いていた。

死にたいとまで言った。
それほど拓人が好きなんだってことが身にしみた。


俺は・・・なんで何も出来ない。


何もしない間に、どんどん日が過ぎていく。

「ばっかみてえ・・・」


拓人に何も言えなかった自分を恨む。
言ったほうが良かったのかな・・・

色々考えすぎて頭が痛くなったから、横になって寝た。



明日はついに、初めての高校の授業だ。

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