教え子との再会
今日も、ゴールデンウィークを利用し、富士スピードウェイを走る。

何年経っても、いつでも、サーキットを走るということは特別だ。

少年の日へと、私の心が帰っていく。それが手に取るように感じられる。

もう走りたくて走りたくて、身体はウズウズし、心臓が飛び出しそうになる。

それは、今でも変わらない。

こと、国際格式のサーキットとなれば、その思いはピークに達するというもの。

そんな富士を走る時は、常にストレートで時速240キロオーバーを目指す。

しかし、今日は、250キロオーバーを目標に、ここ富士に降り立つ。

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