奏
男子って。
私は男子というものは、女子を性欲を満たすための道具にしか思っていないんだ。
私は恋をしたくない。
いやっ。
恋はしたいっ。
キュンキュン胸を高鳴らしたい。
でも、怖い。
女の子をそうゆうふうに思っているのは、
私の元彼だけじゃなかった。
あるとき友達のお兄ちゃんからメールが来た。
「ビックリした?
ごめんね。
妹の携帯で飛鳥ちゃんの名前見つけたから、
メールしちゃった。」
「ビックリしました。
大丈夫です。」
その人は、私が中1の時中3だった先輩だ。
何回か話したことがあるが、ちょっとだけだ。
その時は、あたりさわりのない話をして
「よろしく」
と言って、終わった。