カノジョは違う。


「どーしよ、授業さぼっちゃったしな・・・・」


 うーん....


 あれっ ? 

 私は、誰かが前から来るのに気がついた。

 ここでもし先生見つかったら不振がられるよね...
 だって今授業中だし....


 「そーだ!」


 私はかべにひっつきかくれた。
 (そんなんで隠れられるわけないだろ!)




  ん・・・・・・?
  
 あれって先生じゃなくて生徒・・・・?

 
 なら隠れる必要ないかも・・・


 そう思っていたら

 その【誰か】に

 
 「七瀬!!!」


「・・・・・・・え?佐藤君!?」

< 42 / 49 >

この作品をシェア

pagetop