たった一つのプレゼント
「くるッ…しい……ンッ」
「やめてほしい?」
「えっ……………」
意地悪く迅が微笑んで
何度も何度も唇を重ねた。
身体に力が入らなくなって
迅の支えを頼りにしていると
腕を強く引かれて
近くにあったソファーへ
押し倒されていた。
「止まんねぇかも…」
「……えっ!?」
「やばい。」
覆いかぶさるように私を見下ろす迅は
私の考える隙もなく再びキスをした。
密着しすぎて
経験したことのない展開で
私は迅にされるがまま。
迅の唇が少し離れると
私の首元に再び触れた
滑るように移動する
その感覚がくすぐったくて
私は身をよじった
「んッ…くすぐったい」
「ふっ…我慢して」
「は、恥ずかしい…」