僕等の軌跡 2
..ending.. start
先生…。
もう何度も言ってきちゃったけど、ありきたりな言葉なんだけど、先生に伝えたい事があるんです。
「好きです。」
何度言ったら、この想い全て伝える事ができるのかな。
先生に出逢って初めて、人を想う事の大変さや、苦しさを知りました。
先生といて初めて、人を想う事の大切さや、幸せを知りました。
これからも、色んな事教えてくれますか?
「ありがとうございます。」
私達には沢山の苦難や、壁がありました。
何度もくじけそうになりました。
自分を見失ってしまった事もありました。
だけど先生がいてくれたから、今日まで来る事ができました。
私は明日も一生懸命生きます。
もしかしたら、先生は私の1番で、私は先生の1番にはならないのかもしれない。
いつかの私と先生は、違う道を歩いているのかもしれない。
でも…でもね。
先生が幸せでいられるなら、笑っていられるなら、それでもいいかなって思えてきた。
永遠だとか、運命だとか、最後の恋だとか…そういうのが、なんだかどうでも良くなってきちゃったんだ。
だけど…できるのならやっぱり"分からない未来"も、私の隣には先生がいて、先生の隣には私がいて…。
今は違うそれぞれの道が、いつかどこかで交わっていたらなって思う。
一緒に幸せを共感して、先生の笑顔を出来るなら、遠くじゃなくて近くでみていたい。
今は未来を望んだりしない。
だけどいつかは望んでもいい?
そしたら先生…。
その時は、先生の魔法で叶えてね?
昨日も私はいつものように先生が好きでした。
そして今日も変わらず先生が好きです。
きっと明日も私は先生を好きでいるのでしょう。
-END-