恐怖の病院…
「絶対嫌いじゃ無く
ならないよ~」
「俺も頑張るから愛華も
頑張ろ!」
愛華からの返事は無かった…
愛華が寝たので、俺は、
ベッドの横の机で会議
のレポートを作成し始めた。
しばらくして
「…太……啓太」
「愛華どうした?」
「気持ち悪い…」
「ちょっとまっとけ」
俺は近くにあった袋を
持ってきた
「これに吐いていいぞ」
「うぅ……ゲホ…」
「大丈夫か?」
啓太は背中をさすって
くれた
「きっと、急に食べものが
入ってきたからお腹が
びっくりしたんだな…
大丈夫だよ、愛華」
「啓太…ごめん…ヒク、ヒク」
「泣かなくていいんだよ」
「だってずっと啓太に
迷惑かけてる…」
「そんなことないよ…」
「口気持ち悪いだろ?
これで口ゆすげ」
「…ありがと…グチュグチュ
グチュグチュ…ペ」
「もう大丈夫か?」
「うん。」
「熱計って?」
「うん…」
ピピッピピ
私がみる前に啓太は
私の脇からとりあげた…
「37度7分…
微熱だな」
「だ…大丈夫だよ」