恐怖の病院…
先生のいきま~すと
声のすぐに
「いったーい」と大きく
叫ばれた声は病院内に
響いた……
「痛かったな、ごめんな
結果わかるまでそこのベッド
で横になっといて!」
少しすると、先生は戻って
きた。
「愛華ちゃーん結果が
わかったからこの椅子に
座って聞いてくれるかな」
私は最初に座ってた椅子に
座った。
「結果はインフルじゃ
なかった…痛い思いした
のにごめんな~普通の風邪
やな;」
(あと一つ言わなくちゃ
いけないものがある
んやけどな)
「えー違うの、風邪か」
(でも薬もらったら帰れる)
「愛華ちゃん、あと一つ!
風邪だけやと薬出したら
帰ってもらうんやけど、
愛華ちゃんの場合、喘息の
雑音も聞こえるから少し入院
してもらうな~」
「入院?嫌だ、だって
喘息で入院したことまだ
ないし…」
「そっか、そっか、不安
よな;
あと、もう親御さんには電話
で伝えといたから…あと
これから1人暮らし
何だって…入院生活が
終わったら、俺と暮す
事になったから~」
「えっちょっと勝手に
決めないでよ!しかも
私今日何も持ってきて
ないよ…」