恋愛LEVEL−2−
奏はあたしをベッドの上に寝かせ、素早くパジャマのボタンを外していく。
「奏っ!待って!!」
「待たない」
奏があたしに深く、強引に唇を重ねる。
唇はあたしの首筋におりて、きつく何度も吸い付いた…
胸元にも…
背中にも…
あたしの全身に奏は印をつけていった。
あたしは、必死に奏の全部を受け止めた。
「…千秋、千秋…千秋…」
奏は何度も優しくあたしの名前を呼んでくれた。
−−−−−−−
「…わりぃ。今日つけないから…」
「…うん」
あたしは奏を直に感じた。
奏はあたしを目一杯求めてくれた。
あたしも、奏に目一杯応えた。
繋がったまま、あたしが奏を受け入れたのを実感していると、
奏は真剣な顔で言った。
「無理させてごめんな…でも、俺本気だから…。千秋を本気で好きだから…それだけはわかって…」
「わかってるよ…あたしも同じだから…」
あたしは奏を抱きしめた。