恋愛LEVEL−2−
翌朝。
「千秋、ホントごめん!!!」
「もぉ!!どうすんのコレ!!」
「絆創膏…貼るとか♪」
「じゃぁ、何枚貼ればいいの!!キスマークついてますって言ってるようなもんじゃん!!」
「あ!包帯巻くとか!!」
「ヒラメいた!!みたいな顔すんな!!バカ!!昔は《見えるとこにキスマークつけるなんてガキだ!》なんて言ってたくせにぃ!!!」
「ごめんって!!あ!ほら、千秋ちゃん♪登校する時間だよ?」
「ごまかすなぁぁぁぁ!!」
−−−−−−−
結局。
あたしは、コンシーラーでなんとかごまかして学校に行った。
駅に着く頃に奏からMailが来た。
[千秋、愛してるよ♪]
…プッ。
あぁ…もう!!あたし、奏が好き過ぎる…
[あたしも、愛してます]
あたしはそう返信して、地下鉄に乗った。