恋愛LEVEL−2−
「1週間の間に志望校を決めろよ?」
先生にプレッシャーをかけられる。
あたしは、未だに自分の将来が見えないでいた。
お母さんに相談してみよかな…
あたしは久々に実家に帰った。
−−−−−−−
「ただいまぁ!」
「あ!お帰りぃ!どした?一人?」
「うん、ちょっと相談に来たの…」
「何×2?妊娠したとか言わないでよ?」
お母さんはニヤっと笑う。
「…違う!進路の事!!」
「な〜んだぁ…残念」
「あのねぇ…」
「…で?何をお悩み?」
「志望校が決まらないの…っていうか、将来なりたいモノが見つからないっていうか…」
「奏くんのお嫁さんでいいじゃない?」
「だ〜か〜ら!真面目な話!!」
「…真面目よ?奏くんのお嫁さんが千秋の夢でしょ?」
「そ、そうだけど。ほら、その前に社会には出たいし…」
「…だったら、大学行きながら見つけたら?
例えば…環境学部行って、ある程度知識を得たら、次は国際関係を学んでみたり…とかね!大学在学中って意外と選択肢多いわよ?」
「…そんな楽観的でいいのかなぁ。」
「今焦って決めても仕方ないじゃない。一生をたった一度の受験で決められたらかなわないわ…」
「若いうちにしかできないわよ?」