恋愛LEVEL−2−
−−−−−−−
「千秋!受験どうすんだ?」
奏がソファーにごろ寝をしながら聞く。
「うん、とりあえず県内の国立を受けるよ!あとは滑り止めに私大を…」
「千秋は頭いいから大丈夫だな♪頑張れよ!!」
「…うん!」
…県外も受けるって言えない。
大丈夫だよね?
第一希望が受かればいいんだもん。
「あ、あたし勉強するから、先に寝てて!!」
「え〜っ!一緒に寝ようぜ?最近してないし…」
「…でもっ!あと少し頑張らないと…」
「今日はダ〜メ!!千秋が欲しくて仕方ないし。
ほら、おいで。」
「…う、うん」
意思弱いな…あたし。
奏は傍に来たあたしをソファーにゆっくりと寝かせた。
「えっ?!ここ?!」
「そ。たまには違う場所で♪」
奏はニヤっと笑って、あたしにゆっくりと深いキスをした。
あぁ…
もう、受験の事なんて頭の中から消えちゃう…
あたしの身体が奏を欲している。
離れたくない…
「…っ奏…、もって来て…」
あたしは今まで言った事もないような事を口にしていた。
「…千秋?…可愛い…」
奏の唇、指、吐息が一層激しくなる。
あたしはそのまま意識を飛ばした。