恋愛LEVEL−2−

−−−−−−−

リビングのドアをそぉ〜っと開ける。


「た、ただいまぁ…」



「………」



ソファーに座る奏の後ろ姿からも、怒りオーラが見える。


「お、遅くなりました…」


「…ここ座れ」



奏は後ろ向きのまま、奏の隣を指さす。



「は…い。」



あたしはシュンとしながら言われた様に隣に座る。


「なぜ昼過ぎたか答えろ…」


チラッと奏の横顔を見る。
目をとじて、腕を組んでる…



「えっと…新しく出来た友達とお話を…」



「男じゃないだろうな?」


「女の子だよ!!」


…二人男の子いたけど。


「…で?遅れた…と?」


「はい…」


「……お詫びしろ」

奏は目を開けてあたしをチラッっ見た。


「へっ?!お詫び?!」


「…早く」


うぅ…
アレ…か。


あたしは…奏の膝の上にに跨がって、奏の首に腕をまわして、「大好きっ♪」…チュッとキスをした。



唇を離そうとした瞬間、ガシっと頭を抑えられ、奏からキス…



「もぉ!!」


「っつう事で、スイッチオン♪」


「バカァ…」



そのままソファーの上に倒された…





−−−−−−−
< 50 / 78 >

この作品をシェア

pagetop