闇ニ光ヲ・・・



目の前にはお城のような大きな建物がある。



手をひかれて中へ入った。
カイトの部屋らしき所に連れていかれた。




カ「名前は?」


「・・・如月萌花。」


カ「萌花ね。・・・ここはね、普通とは違うんだ。」


「・・・・・・?」


カ「ここは"BLACK"っていう殺し屋の隠れ家みたいな所だ。」


「ぶらっく?殺し?」


カ「そう。
殺し屋っていうのは"○○を殺して"って頼まれたり、俺達が個人的に生きる価値がないと判断したときとかにその人達を殺す、そういう仕事をしている人のこと言うんだ。

ここで暮らすのなら・・・萌花も殺し屋になってもらわないといけない。」




私が・・・人を・・・?
人なんて大嫌い。
殺せるなら・・・本望だ・・・。




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