アップルパイの恋人
『そうじゃなくて…お店教えて欲しくて』



『買ってきてあげようか?』


そんな優しいこと言わないで…

二人で過ごした時間を思い出してしまう


『いえ、友達と…行きたいんです。』


引き出しから名刺入れを出して


まるでカードゲームの様に一枚づつ 捲り 机に置いていく
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