アップルパイの恋人
『立ち話もなんだから、コーヒーでも飲みませんか?』



彼の嬉しい誘いにドキドキしながらついて行った



彼が入って行ったのは病院だった


え?


本屋を出てしばらく歩くと病院があるのは知ってたけど。


彼は病院の中を慣れた様子で進んでいき、人気のない
がらんとした待合室らしきところで足をとめた
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