アップルパイの恋人
ほんと 普通の住宅街。



なんか…うっすらと汗かいちゃった。


『ね、凄くかわいい。真由ちゃん。似合ってるよ!』


私を上から下まで見てる。


『え!今気付いたの?』


待ち合わせして バスにのって…その間なんにも触れないから ちょっとへこんでた


『なんか、はずかしくて言えなかったんだよ。』



そっと手をつないでくれた。


『制服姿も好きだよ!』


なんとなく お互い照れてしまって…繋いだ手が汗かいてしまった。


ふと 立ち止まった彼が私を引き寄せた


顔が近くて…は はずかしっ


彼の唇がゆっくり近づいてくる


『真由ちゃん…キスしていい?』



『うん』
そう返事したときにはもう


唇が重なっていた
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