アップルパイの恋人
二人で病院から帰る途中…


ふと閃いた


『ね、健介さん。』



『なに?』


繋いだ手をギュッてして 私はついつい大きな声で


『アップルパイ。作ろうか!二人で!』


その時の 彼の嬉しそうな顔!



すっごく 嬉しかった
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