幕末ヒーロー
土「山崎、ご苦労」

崎「ほな、わいは仕事があるさかいに失礼しますわ」

土「あぁ」


すーくんはこんなか弱い女の子を鬼の巣に置いて出て行ってしまった。

謝れば許してくれる相手じゃないし。
……どうしようか。

あたしが1人でウンウン唸っていると、睨み続けてた鬼が口角をあげて厭らしい笑みを零して言った。


土「俺ぁ昨夜寝れてねぇんだよ」


はぁ、それはイチに聞きましたとも……

黙って聞いてるあたしに鬼は続けて言った。


土「それをお前は妨害したよな?」


そうですね…、しかも思いっきり叩くを通り越して殴ったような気がする…

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