虎と真珠
書類を回収し終えた俺は生徒からも寄れた書類を1枚貰う
虎康「ありがとう。ホンマ助かったわ」満面の笑み
真珠「別に」
虎康(…エリカ様?)
虎康「なぁ…聞いてもええか?入学式てもう終わってもうた?生徒が体育館から出てきてるゆーことは」
真珠「…まだ教師紹介とか今からなはず」
虎康「よ、よっしゃ!まだ希望はあるわ!つーか、君出てきたらあかんやろ。まだ終わってへんのやったら…もしかしてトイレか?」
真珠「眠いから」
虎康「は?!生徒が何言うてんねん!そんなんアカン!」
虎康は真珠の腕を掴むと体育館の方へ引きずりだした
真珠「…(笑ったりキレたり忙しい奴」
ドカっ
ドカっ!
バンっ!!
ズドンっ!!!
「いっ…つ〜↓↓」
気付けば虎康はデカイ尻餅をついていた
ドカっは真珠が回し蹴りで虎康の腕を払った音
ドカっ!は虎康の膝下部を蹴りバランスを崩させた音
バンっ!!は真珠が地面にかがみ、虎康の足元を後ろからすくったときの蹴り音。これがトドメだった。
ズドンっ!!!は虎康が尻餅をついた音である。
虎康「お前!何すんねん!大人にこないなことしてええと思ってんのか!」
真珠「…」眉間にエベレスト級の深さのシワを寄せる真珠
真珠はさっさと校舎へ入ってしまった
虎康「マジでなんなんこの学校↓↓」