虎と真珠
見た目じゃない
日当たりがいい生徒会室には
エアコン、ベッド、冷蔵庫、テレビ、大型図書室、会議デスクがあり。
それはそれは雅な生活ができる空間であった。(私立だからできる技+色々理由あり)
ベッドは主に真珠が使っており、乙臣が理事長に頼み設置させたものである。
そこで真珠は寝ていた。
不機嫌ながらも寝ていた。
母が勝手に設定した着メロが流れる
竜宮乙臣…浦島太郎の童謡着メロ
河野桃乃…桃太郎の童謡着メロ
灰原硝也…シンデレラ主題歌着メロ
と設定されている。
真珠「…桃乃か」
メールの内容は、そうとう嫌だったのだろう。珍しく絵文字が全くなかった。
:人は見た目じゃないぞ。:
と送り返す。
メールを返えすと始業までの残り30分をおもいっきり眠る真珠だった。
桃乃「人は見た目じゃないぞ」
真珠からのメールを読む桃乃
乙臣「ぶはっ!アイツらしいわ!」
硝也「でも見たら…なぁ」