虎と真珠
生徒会
『生徒会会長 成海真珠(ナルミシンジュ)より新入生の皆様へ祝いの言葉
新入生起立 在校生起立』
乙臣「ほれ、行ってこい」
ばしっと背を叩き送り出す
シン(真珠)「おぅ」
乙臣は見送ったあとすかさず耳栓をセットした
『『『『キャーーー!!!
真珠様−−−−−!!!』』』
女子生徒の蛍光黄色な声が響く
乙臣はコレが苦手なのだ
桃乃『いやぁ…相変わらずだね。真珠様の人気は。セットしたかいがあるわ』
硝也『まぁ真珠のカリスマ性が高いからな』
乙臣『…だったらいいけどな』耳栓を外す
乙臣「つーかお前ら亀仙倒したわけ?」
桃乃・硝也『当然』
鼻息が荒い二人
亀仙にお悔やみ申し上げた乙臣だった
『『キャーーー!!乙臣様!』』
『『桃乃姉様〜!!!』』
『『硝也くーん!!』』
残りのメンバーの人気もとてつもない。
耳栓をつけなおす乙臣
壇上で成海真珠の祝福の言葉と
女子の黄色い声はやまなかった