病気の彼女─先生と恋─


あたし、血見るの苦手.....。


実は両親が事故にあったとき、
あたしも同じ車に乗ってたの。


けど....たすかったのは
あたしだけ。
2人が苦しんでるのに
あたしは何もできなかった。


2人から流れる血、苦しんでる声
すべてがあたしの頭から離れない。


血が苦手な理由はこれ。



「はい、もういいですよ。」

「えっもう終わったんですか?」

「1時間以上は経ちましたよ?」



そんなに経ってたんだ....。

あぁー......。
気持ち悪い。。

いやな思い出のせいかな....?
< 15 / 59 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop