病気の彼女─先生と恋─
診察室を出ると、龍也が待ってた。
あたしが診察室にはいってたら
1時間以上立ってる...。
「ごめんね、龍也.....。
遅くなっちゃった。」
「いや、大丈夫だけど。長かったな。」
お金をはらいながら龍也が聞いた。
ってか、お金っっ!!!!
「龍也っ、だめだよっ!!!
あたしが払うって。」
「いーって!!!」
「でもっ!!!!」
「いいからっ!!!な?」
「.....ぅん。ごめんね?」
車に乗り込む。