病気の彼女─先生と恋─
「おばあちゃん....?」
「愛ちゃんは、今までずっと1人で
がんばってました。一緒に住もうっ言っても
愛ちゃんはずっと首を横に振って....。
だから私、愛ちゃんがここにきた時自分を
すごく責めたわ。
何で私はいままで愛ちゃんを一人にさせて
たんだろうって....。」
おばあちゃん.....。
そんなこと考えてたんだ....。
「でも....、違ったのね。
龍也さん...あなたが支えてくれて
いたのね。
愛ちゃんはあの頃より、ずいぶんと笑うよう
になったわ。
龍也さん、今までありがとうございました。
....そしてこれからも
愛ちゃんのこと、よろしくお願いします....。」