病気の彼女─先生と恋─


「ぃぃ.....」

「ん? 」

「いいよ・・・。
 気をつけなくて、いい・・。
 拓哉は先生だもん。
 みんなの先生。
 みんなの拓哉。
 だから....ガマンする。
 けど、家ではあたしだけの拓哉だよね?」

「あぁ。
 当たり前だろ?」



あたしは拓哉に抱きついた。
ごめんね、拓哉・・・。



「歌音? これからは、そういうこと
 ちゃんと言えよ?」

「え? 」

「お互い、ちゃんと思ったこと
 言い合わないと、恋愛は成立したいだろ?」

「・・・ うんっ!!」



拓哉....大好き!!
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