恋愛仮面
「それも美結ちゃんのあるあるなんじゃないかしら」
美結の…あるある…?
「私だってお節介な口答えする。
 それはほかの人にとって嫌なのかもしれない
 だけどまおは七恵あるあるとして受け止めた。

 美結ちゃんもその自己中な所を
 貴方自身で美結ちゃんあるあるにしてみたら?」

………。
すごい。なんか最もな正論を下されて退じろむ。
確かに。美結の自己中も性格の中の1つだもんね
今更性格を変えるってとてもじゃないけど出来ない
私はその性格をはなから嫌がってた
自己中だって悪い印象のほかにも
良い印象があるかもしれない…
それを知らずに私はなんてひどい事を…

「そんな深く自分を責めなくてもいいんじゃない?
 今から話してけば何も問題ないよ」
「うん…ありがとう七恵…やっぱ七恵はお節介さんだね!!」
「最高の褒め言葉よ。いってらっしゃい」

私は美結がいるあの場所へと走って行った
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