記憶喪失な彼氏とおちゃめな彼女
第三章*強く…自分

キーンコーンカーンコーン

「美希!!あたし病院行ってくるね」
「うん、いってらっしゃい」
「バイバイ」
「バイバイ」

とりあえず、手作りチョコ作ったから食べてもらおう!!

コンコン…

「はい」

ガラガラガラ…

「またお前か」
「ハロー」
「何の用だよ」
「あたしの名前は加藤成美!!あなたの彼女だよ!!」
「俺の…彼女…」
「うん…これチョコ作ったから食べて?」
「チョコ…お前が作ったのか?」
「うん」

パクリッ…モグモグモグ…

「!!…恋の味がする…」
「きっと、あたしの愛情がこもってるからかな?」
「うっ…頭いてぇ…」
「だっ大丈夫!?少し寝てな!!あたし帰るから!」
「…うん、わかった」
「バイバイ。明日もまた来るからね」
「…」

ガラガラガラ…



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