恋愛のルール
私は、裕が何を言いたいか聞きたいのかが大体わかるような気がする。


でも、裕から言われるのを待とうって思ったから自分からは何も言わなかった。


すると裕が口を開いた。



「本当に行くのか?」

「うん。行くよ。」

「何で俺に言ってくんないの?俺が信用出来ない?」

「あのね、裕っ。聞いて!私が言わなかったのは、裕のため何だよ?」


すると裕はフェンスに寄り掛かりながら言った。

「俺のため?」





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