ネトゲ症候群
「おまえ、ずいぶんツヨクなったじゃねーかww」
いつものようにマッタリ会話をしてたら、言われた。
「そろそろこのギルド入れてやってもいいよ?」
彼のギルドは大人数ギルドだったし、
少し面食らった。
この人以外には友達がいなかった。
輪を広げるチャンスだと思った。
でも、やっていける自信はなかった。
「いいの?」
相手は優しいエモーションで答えてくれたよ。
このギルドに入る前に、ギルマスとの面接があった。