星のない空
高校1年生の春
「あたし高校行かない受験もしない、あたし働くから。」
あたしの名前はみき
ちょっと変わってるけど普通の女の子
あたしは親に高校には行かないそう言ったけど高校に行かされてしまった
あたしは友達なんていらない高校入ってなにすんだよそう思っていた
まあ高校って行っても夜間これでも納得いかなかった
今日は高校の入学式
気が進まないまま学校へ行く
車の中でお母さんは「学校これからはちゃんと行きなさいよ。ちゃんと行かないと就職もできないんだからね。」
小言ばっかり言ってくる
さらに気が進まなくなる…
入学式
聞きたくもない話を長々聞く右から左へ話は流れていくけど
やっと終わって今度はスリッパ、体育館シューズ、ジャージの採寸
同じクラスの人もいたけど誰とも話さなかった
学校が始まり一人携帯をいじっていると
「みきちゃんだよね?」
誰だよとか思いながらみるとそこには後ろの席のさゆみとか言う1つ上の人
見たことある顔だなとか思いつつお利口そうに返事をする
「そうだよ?」
「やっぱ?あたしみきちゃんのお姉さんたちと働いているの。」
見たような気がするな〜とか思いながら話を進める
1つ上なのは前の学校退学して夜間に入ったから
話すうちに仲良くなることができた
たいがいさゆみといることが増えて遊びに行くようにもなっていた