ちぇりーじゅーす
「あの..さ、引っ越すの?」



電話で凪に聞いてみた。


「え..まだ優香にしかいってないのに、なんでしってんの?」


やっぱり..そうなんだ。


「なんで優香にはいってあたしには教えてくれないの!?ひどいよ!あたしの事好きじゃないの!?あたしには凪しかいないんだよ!」


息を荒げていう。
凪..怒ったかな。


「ごめん、スッゴく大好きだよ。大好きだから、悲しませたくなくて、言わなかったんだ。」

そ..そうだったんだ。
知らなかった。
嫌われないように、嫌われないようにって過ごしてきたから。
本当に好きかなんて、聞いたことなかったし。


涙がこみ上げてきた。


「ごめん..。..たし、凪に嫌われたくないいっしんで..」


「きらうわけないじゃん。俺は一生愛す自信あるよ?」


「..りがと..。」
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